田城讓弁護士インタビュー 人と企業の安心と発展のため、ふところ刀として貢献します。

スペシャルインタビュー田城讓弁護士

—中小企業にとって弁護士はどのように役立つのでしょうか。

まず、いろいろな場面で、断りにくい依頼は少なからずありますが、これを断りやすくなります。取引関係はどうしても情に流されてしまい、自分の口で断るのはとても難しいですよね。「うちの弁護士がどうしてもだめだと言っているから」と、弁護士の責任にしてもらえれば、言わなければならないことを言いやすくできるのではないでしょうか。

次に、謝りやすくなります。例えば、顧客情報などを社員がうっかり紛失したとします。善後策を講じ、対策方法を定めたうえで、取引先に私も連れて行ってください。ただ謝るだけでは無くて、今回のトラブルの解決策を提案し、将来的な方策もお話しするのに、同行した弁護士が弁明や説明をすれば、説得力が違います。弁護士まで連れて来るしっかりした対応のできる会社だと、逆に取引先から今まで以上の信用を得ることができるのです。実際にそういったケースは少なからずありました。

—弁護士を顧問とするメリットを教えてください。
日常業務を把握しているので、問題が起こったときに素早く対応ができます。問題は放っておくから大きくなります。小さなうちに解決策を考えて手を打てば、収拾するのに多くの労力と時間がかかるような大きな問題にはなりません。早めに相談できれば、何通りも解決策を考えることもできるのです。
—最後に、みなさんに一言お願いします。

弁護士に「こんなこと相談してもいいのかな」と思われている方は、まだまだ多いと思います。弁護士は敷居が高いと思われていることが、残念でなりません。

また、身近に税理士や司法書士や行政書士といった専門家を、相談相手としているかたも少なくないと思います。その場合、各専門家の守備範囲を超えて、弁護士の関与が必要な問題になることもあるわけですから、時間をおいて解決を困難にすることがないように、弁護士とのパイプを持っている専門家に相談するようにして下さい。弁護士も同じ専門家同士、仲間付きあいがあり、情報の交換をしているものですから、問題の解決を遅らせることも無いわけなのです。

弁護士は、問題を抱えておられるみなさんの味方、親身になって問題を解決する専門家です。いつでもご相談に乗ります、どうぞ遠慮なさらずお電話頂ければ嬉しいです。

—どうもありがとうございました。

インタビュアー:中川 淳一郎

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