離婚問題の解決には、様々な視点が必要
夫婦が形成してゆく家族は、いろんな問題が生じながらも、時間が経過して、各夫婦として成熟してゆくものです。
本来、夫婦のまま過ごしてゆくはずであったのに、様々な問題があり、相互の考え方も違うために離婚せざるを得なくなるのは避けがたいことです。その解決にあたっては、弁護士が関与するほうが円滑に進む場合は少なくありません。
ただ、問題の解決にあたっては、男女の考え方の相違、各人の人生観と世代による評価の違いが避けられず、その価値観の相違を無視してはより良い解決も難しいと思うのです。当事務所では、高中年の男性である私と、若い女性の弁護士がおりますし、来年度からは若い男性弁護士も加わることとなっており、いずれも既婚者です。
従って、外形は一つの離婚事件であっても、各人の見方、解決へ描く道筋、そして重視する対象も多様ですので、各依頼者の意向や考え方に対して、当事務所においても複数の考え方を入れて解決に向かうことができます。
このことは、依頼者の立場からはとても重要なことであり、充分な話し合いのうえ解決に向けて進んでいけると確信しております。